00/12/18 いざ春日へ
 
 堅い話題が続いたので、たまには柔らかい話で(春日大社のお話ではありません)。
 今日は用務で朝から春日へ行った。自宅から春日へ行く為には、丸の内線、都営三田線、南北線、と最近増えた都営大江戸線などに乗るルートがあるわけだが。いつも持ち歩いている駅すぱーと君の意見を尊重して今日は都営三田線経由を選択。
 都営三田線のホームに着いた。アレー?ホームドアが付いてる!いつのまに?。しかも東海道新幹線ののぞみの通過駅にあるようなタイプだ。電車と連動してホームドアが開くとは都営地下鉄も進歩したもんだ。そういえばこのあいだやはり用務で通った東関道にETCが既に実用化されているのもを見てギョっとしたし。それに、都営三田線の電車も全部新しくなってるし、自分だけ時代に取り残されてるかのような強烈な疎外感を朝っぱらから喰らう。
 なんのかんの言いながら春日についた。まだ、打合せまで時間があるので帰りのルートでも調べとこと。ここ春日駅には。。。都営三田線、都営大江戸線、南北線と丸の内線か。あれ?南に行く線の行き先はどっちも目黒経由武蔵小杉か。昔の急行美祢(古いねえ私も)であった別れてもまた会わんとす列車みたいで困ったもんだ。じゃあ東西に行く線は?ン?どっちも環状線もどきか、変な駅だねえ春日は、これでは一生東へは行けないではないか。よっぽど春日の方々は東行きがお気に召さないらしい。
 (2時間経過)
 無事?打合せは撃沈、とりあえず社へ戻ろう。運賃と歩く距離とを相談する。社へは南北線か都営大江戸線の選択が最も近道だ。運賃は会社持ちだし乗り場が近いから都営大江戸線にしとこう。で、都営大江戸線への新しく出来た通路に入ったとたん地下鉄らしからぬ雰囲気。それと妙に通路が狭い気がする。などと、おのぼりさん状態でキョロキョロしながらやっとホームへ到着、ン?どっちに乗ればいいのだ?こっちのホームが「飯田橋経由都庁前行」で、もう片方が「両国経由光が丘行」かわけのわからん電車だ。確か飯田橋で乗り換えだったなような気がする、てことはこっちか。
 電車は都心ににつかわしくない超小型。本格的に利用されるようになったら対応できるんかしら。それとも、未来永劫こんなガラガラなのかな。乗車はわずか1駅ですぐに飯田橋へ到着。さてどっちに向かって歩けばいいのか乗り換え口がどっちかわからなくてうろうろしてしまった。同行した同僚に「あなたが地下鉄で迷う姿はなかなか見れないですね。」とからかわれる。三連マルチシールドの形のわかるトンネルと壁にある照明用の変な(本当に変な)緑のモニュメントを見ながら上へ上へ、エ?まだ上?それにしても深いねーえこの駅は。
 あとでよくよく考えてみれば、社に交通費の請求できる純粋な用務で、自分が今までに乗った事のない新しい線に乗るのはこれが入社以来3回目だった。ちなみに1回目は同じ飯田橋にある営団南北線の飯田橋→四ツ谷間(’96年4月3日)で、2回目は同じミニ地下鉄の大阪市交通局長堀鶴見緑地線の心斎橋→長堀橋間(’97年4月9日)、そして今回の3回目は都営大江戸線の春日→飯田橋間(’00年12月18日)であった。そりゃあからかわれるはずだわ。
 
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