01/02/06 覚えてますか?あの専務の名前
 
 Dreamcastが安くなった。
 ’98年11月の発売時にはセガの専務を引っ張り出し、リヤカーを引かせて「Dreamcast、買って下さいよ」という刺激的なCMですっかりお茶の間の話題をさらっていた。おまけに同時期のCMで、当時人気キャラになりつつあったせがた三四郎を殺すという勝負にまで打って出て販売を開始した機械だった。まさかその数年後の’01年02月には本当にリヤカーでも引いて叩き売りしなきゃいけなくなるなんて、いったい誰が想像したのだろう?(ある程度想像出来た?という、突っ込みは無視します)なんでも、倉庫には約40万台の在庫があるようなので、Dreamcast撤退を表明した今となってはこれを全て売りさばくのは至難の業かもしれないが、セガによれば40万台は半期分の予定出荷量ということなので実は意外と早くこの機械が二度と手に入らなくなる日は近いかも。
 さて、実は最近筆者はこの機械が欲しくて欲しくてたまらない。せっかくだから新しいパソコンとして買って使ってみようかななどと考えている。この機械、何とゲーム専用機としては初めてOSが載った機械なのである(正確には、その前にバンダイから出ていたAppleMacintoshのソフトが一部動くゲーム機、名前は、えっとーーー忘れちゃった。あんなに欲しかったのに、というのがあったが)。しかもそのOSが最近マイナー路線を一目散に突き進むWindowsCEver.2.11とくるから黙っていられない。さらにインターネットセットを買い足す事で、キーボード、マウスそれにインターネットブラウザ(pocket Explorer?)まで手に入る。これにディスプレイケーブルであるVGAケーブルをつければ、立派にパソコンとして使えそうである。(ちなみにこの機械のハードウエアはSH4(200MHz)、メモリーは16MBで、そのうちの1MBをOSに食われているが、よく考えてみなくても、よく1MBでWindowsCEとdirectXが入ったなあという気がする。)
 しかーし、外部記憶がビジュアルメモリー(以下、VRM)だけとはお寒い。VRMは最大のやつでわずかに512KBしかない。これでは、今時何も保存できない。ましてやWindowsCEのソフトの開発が出来ないやん。となると開発用にもう一台WindowsNTの動く機械を買う必要に迫られて(eMbedded Visual ToolsとCEエミュレータを動かす為) 、結局MSに踊らされただけというのが目に見えそう。こうなると、やはりXbox(こちらはOSとしてWindowsを採用)などのハードディスクの付けられる機械の方が良くなるはな。もっとも、単体の開発環境は発売されてないけどね。
 でも結局は、筆者はいろいろ理由をつけて「都バス路線案内」をやりたいだけなんだけどね。このゲーム廃止になってしまった田70系統を運転できる。それにこのゲームがPS2に移植されるとはもうちっと考えにくいしね。
 
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