01/04/11 いざ蔵前へ
 
#すみません掲載が一日遅れになってしまいました。
 昨日(4月10日)から打ち合わせばかりだ。
 昨日の午後会社を出てから、まずは小田急線の終点の唐木田で打ち合わせ、そのあといったん社に戻りすぐに、上野で打ち合わせ。そのまま打ち合わせが長引いて深夜になり稲荷町にあるカプセルホテルに宿泊。次の日である今日はまず出社してから、上野、それから蔵前、そしてまた上野の順で打ち合わせであった。2日間打ち合わせしているのか電車に乗って遊んでいるのかよくわからない状況である。
 そんな中、今日の2つ目の打ち合わせである蔵前と上野での打ち合わせの間で若干の時間があく。同行した同僚が。「時間もあるしたまには都営大江戸線でも乗って見ますか?」などと言い出す。筆者もなにもそれを否定する理由もなく(実は歩く距離が死ぬほど長くなるのだが)、それに先ほどの上野から銀座線、都営浅草線と乗り継いで来たばかりであり、再び同じルートで戻るのもなんかあほらしいのですんなり都営大江戸線ルートの選択となる。
 いつも蔵前へ来たときに利用する都営浅草線の蔵前駅A1出口を通り過ぎる。筆者が前に来たときに確か都営大江戸線の案内を見たA2出口へ行ってみる。そこには「都営大江戸線をご利用の方は、ここから270m先のA6出口をご利用下さい」と地図とともに書かれていた。仕方がないのでその案内に従がって270mを歩く、270mですよ!ちなみにこの蔵前と上野の打ち合わせ場所の間の距離は約2kmである。従って270mはその10%以上の距離になる。しかもそのA2出口到着までに既に300m近く歩いているのである。「それにしても遠いなあ」などと同僚と言いながら、やっとのことで春日通りに位置する都営大江戸線の蔵前駅A6出口へ到着。
 エスカレータを2つ乗り継ぎ、駅へ到着。悪評高い都営大江戸線にあってこの辺は、わりと地上から浅い位置を走っている。駅に着いてみて気がつくのだがなんと都営大江戸線の蔵前駅は都営浅草線の蔵前駅と地下で繋がっていない。つまり、都営地下鉄どうしの乗り換えで地上を延々(約300m)歩かされることになる駅だ。地上にやけにたくさんの地下鉄の駅を示す道路標識があるはずである。ホームに下りてみると光が丘行きの電車がやって来た。同行した同僚がそれに駆け込み乗車しようとしている。筆者が必死になってその電車は反対方向だよーーと教えて思いとどまってもらう。ホームにある案内表示には「両国経由光が丘行き」とある。こんな表示をされても、はっきり言ってどちらに行く電車なのか少なくとも筆者には全く理解できない。それに蔵前はその昔、国技館のあった場所なので余計に頭が混乱してしまう。その反対方向の電車の行き先表示が「飯田橋経由都庁前行き」とあるのでかろうじて理解できる。
 程なく都庁前行きの電車はやってきた、今日はここから新御徒町駅までのわずか1駅(約500m)の乗車である。これで筆者の都営大江戸線の未乗区間は春日→新御徒町と蔵前→麻布十番間になる、今週だけで随分と乗ったものである。この区間の都営大江戸線は直線区間で快調に飛ばすのであっという間に新御徒町駅へ到着。まだ乗ったばかりの電車には名残惜しいがここで下車である。因みにこの春日通りは常磐新線との併走区間である。都営大江戸線は地下約20mレベルを走っているが、常磐新線は地下約40mのレベルを走ることになる。
 さて、ここから打ち合わせ場所までは約1kmの徒歩である。徒歩の途中に今日4度目の通過となる営団銀座線の稲荷町駅を通過した。まったく今日は本当に奇妙な一日だった。
 
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