01/05/22 一周
 
#都合により一日遅れの掲載です。
 今日は打ち合わせのない暇な一日のはずだった。最近は打ち合わせが多くて自分の仕事が全く出来ないので、なんとか今日は自分の仕事をしようと心して出社した。
 出社してみると、同僚たちが入れ替わり立ち代りに順番3つの打ち合わせを設定してくれていた。結局、午前中は打ち合わせのみで潰れてしまった。さらに昼休みには別の同僚が、14時からの品川での打ち合わせをパソコンのグループウェアを通じて通知してきたので、それに参加するの為、13時には会社を出発することになった。会社の最寄駅から山手線に乗車して品川駅へ、ここからさらにお客様の打ち合わせ場所までタクシー利用(660円)となる。
 品川での打ち合わせは順調に撃沈し会社へ連絡した。会社からは、そのあとの16:30からの上野で打ち合わせに参加してほしいとの連絡があった。そこで品川駅まで戻って、京浜東北線の北行きに乗車した。多少時間に余裕ができたので上野駅から打ち合わせ場所までちんたらちんたら歩いていた。上野駅からその打ち合わせ場所への間には営団地下鉄唯一の踏切がある。その踏切は銀座線の電車が車庫に出入りする為に使われるもので普段は全く電車は走らない。しかも、日本で唯一の三線軌条式(地上に架線の替わりに電気の流れる線路が張ってある線路が、普通の2本の線路とは別に設置されている構造)の踏切である。筆者は打ち合わせの為に毎週のように、その踏切を横断するが、未だその踏切を電車が走っている姿を目撃したことは未だにない。今日もその電車の走らない踏切を横断しようとすると、踏切のすぐ手前に銀座線の電車が方向幕に「試運転Trial Run」という表示を出して今にも動きそうな雰囲気で停車していた。しかもその電車の運転手と目が合ってしまった。目が合っていなければ、おそらくおもむろに鞄からパソコンを取り出して写真を撮っていたであろう。時間に余裕があれば、その電車が踏切を横断するのを眺めるところだが、残念ながら時間切れで渋々目的地へ急がなくてはいけない。筆者が踏切を渡り終えて100m位歩いた頃であろうか、後ろで踏切の警報機がカンカンと鳴り始めた。後ろ髪を引かれる思いだったが目的地へ急ぐしかない。
 上野での打ち合わせは思いのほか長引き19:30に終了。どうしても片付けたい仕事があるので、社に戻ることにする。途中で夕食をすませて、上野駅へ戻り再び山手線の人に。きょうはこれで昼過ぎに会社を出て品川、そして上野、さらに会社と内回りでちょうど一周したことになる。一日のうちに山手線を一周したのは、いくら暇人の筆者でも学生時代に試しに一回乗って見ようと思い立ち一周乗ってみた経験が後にも先にも一回あるだけである(一回あれば十分という指摘は却下します)。そのあと会社に戻るとまた同僚が待ちかねたように打ち合わせを持ちかけてきて結局22:30に終了。どうしても片つけたい仕事は出来ず仕舞であった。
 
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