01/08/25 所用で東京へ
 
#いつものことながら、数日遅れの掲載です。
 今日は所用で東京へ。
 その所用とはお葬式である。
 筆者の会社の同期が、まだ30代なのに亡くなってしまったのだ。
 皆でお見送りが出来るよう、葬儀を週末に設定していただいているようだ。
 彼は最後は九州での勤務であったが、
 ついこの間まで、筆者と同じ南行徳(千葉県市川市)に住んでいた。
 同じ部署で働いた事もある。
 未だにとても信じがたいが、故人のご冥福を心からお祈りしたい。
 
 さて、筆者は昨日(8月24日)の朝3時まで同僚と飲んだくれていたのに、もうその6時には大阪は伊丹空港を経由して東京に向かって出発しなくてはならない。結局、殆ど一睡もせずに家を出発。自宅から伊丹空港までは思いのほか時間かかり予約していた便に乗り遅れる。仕方がないので空港内を走り回り空席のある羽田行きをかろうじて見つけ切符を購入して乗り込む。ここで全便満席だったらそれで全てパーになるところであった。
 当然のように、筆者は飛行機の中では完全な爆睡でスチュワーデスさんに飲み物も聞かれることなく羽田へ到着。着の身着のまま来たのでここで着替える事にする。羽田空港には殆ど知られていないが、有料(2000円とちょっと高い)のシャワールームがある。アメニティも石鹸から髭剃りや歯ブラシまでもらえ、ドリンクも無料となかなかの充実していて、ホテル並みのリッチなひと時を過ごせる。筆者はこの個室のシャワー室を45分も占拠し上から下までバッチリと(礼服へと)着替えた。個室から出る時には、入った時と全く違う格好になってしまったわけで、係りのおねえさま氏にクスッと笑われてしまう。
 今日の目的地は築地本願寺である。目的が目的なので浮いた気持ちは全くないが、調べて見ると築地本願寺の最寄駅である都営大江戸線は築地市場までは、なんと2つの鉄道初乗り区間を通る。所用で2つの鉄道の初乗りは筆者にとっては極めて異例中の異例で少なくとも全線走破後は始めてである。その区間とは京急羽田線(羽田空港−天空橋)と都営大江戸線(大門−築地市場)間である。
 羽田空港駅でルトランカードで、築地市場までの大門までの乗車券を購入する。わざわざ切符を購入するのは、ルトランカードは都営線内では清算出来ない事と、羽田空港駅に絡む乗車券は割引が適用されるからである。しかもこの割引は、ルトランカードやパスネットで改札を通ってしまうと適用されなくなってしまう、曲者の割引であるのだ。お葬式に旅行鞄を持ってゆくのは気が引けるので、荷物はコインロッカーに預けることにする。つまり目的地はこの時点ではコインロッカーがある駅ならどこでもよかったわけである。結局、時間的な制約で乗り換え駅の大門駅へ預けることにする。下車後、駅構内の案内板に従ってコインロッカーを探す目指す。そのコインロッカーはなんと駅構内の新設された都営浅草線と都営大江戸線の間の連絡通路にあった。手間が省けてとても便利なうえ一回改札を出る必要がなかったので妙に得した気分である。ここで旅行荷物のカメラやパソコンや着替えをコインロッカーへ入れ、都営大江戸線に乗り換えて築地市場駅を目指す。荷物を預けてしまったので、初乗り区間であるにも拘わらず写真は全く撮れない。築地市場駅まではわずか一駅。途中怪しげな廃駅(汐留駅(計画))を電車は通過する。昭和6年に作られた銀座線の元の新橋駅では断じてない。
 以上で目的地に到着しこの中途半端なエッセイも終わりとなります。この後仙台まで行き、オニコウベへ出かけた事は内緒にしておきましょう。
01c1167fS.jpg これで筆者の鉄道の未走破区間は以下の5線区になり、7年ぶりの再完乗にだいぶ近づいた。
 宮崎空港線、埼玉高速線、都営大江戸線(麻布十番−大門、築地市場−門前仲町)、都営三田線(白金台−目黒)、神戸市交海岸線
 
 繰り返しますが、故人のご冥福を心からお祈りするものである。
 
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